後悔しない・失敗しないパン屋さんの融資支援|パン屋さん専門の税理士事務所|河原治税理士事務所のスタッフ福西です。

パン屋さんを開業するため融資を受ける方が大半です。

 

内装工事やオーブン、ドウコンディショナー、ミキサーなどなど

必要なものはたくさんあります。

 

もちろん、居抜き物件や中古機械をうまく使われる方もいらっしゃるでしょう。

 

河原治税理士事務所はパン屋さん専門税理士事務所ということもあり

融資の支援も積極的に行っております。

 

前回の記事でもご紹介した通り、開業費のうち約66%は融資でまかなわれています。

これは平均なので、多い方だと90%以上の方もいらっしゃいます。

 

では、どこから融資してもらうのでしょうか。

一つは日本政策金融公庫です。

もう一つは銀行等です。

 

多くのパン屋さんが融資の大半を日本政策金融公庫から借入れています。

必要な方はさらに銀行などからも借入れをされることもあります。


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その融資の手続きに必要になるのが創業(融資)計画書です。

創業計画書は日本政策金融公庫のホームページからダウンロードできます。

 

最初の質問は「動機」です。想いの部分です。

例えば、パン屋さんに勤めていてどう想ったのか。

自分でお店を開業したら、どうしたい、どうなりたいと想っているのか。

それを書いてください。

 

次に聞かれるのが「略歴」です。

勤めてきたお店以外にも、学校や海外研修なども記入してください。

この計画書を読む人は、パン屋さんの修業時代がどんなものなのか知らない方である可能性が高いです。

なので、詳しく書いて大丈夫です。

 

3つ目の質問は「商品・サービス」についてです。

書きたいことが多すぎて、枠内に書ききれないという方もいるでしょう。

その場合は別紙に記載して大丈夫です。

 

「競合・市場など企業を取り巻く状況」を記載するときに確認することは近くのパン屋さんですね。

物件探しの段階で、うちから一番近いパン屋さんはどこか確認されていることでしょう。

 

パン屋さんがなくてもスーパーの中にはインストアベーカリーがある場合があります。

 

それらと、どう差別化していくのかが重要になってきますね。

 

「取引先」「従業員」について

取引先はある程度は決まって来ていても、従業員についてはまだ決まっていないことも多いでしょう。

予定の人数でもいいので、記載してください。

 

ここからお金の話になってきます。

 

「必要な資金と調達方法」について

融資や自己資金、家族などから借入れをして何に使うのか、見積書などを見ながら記入してください。

 

「事業の見通し」について

これからのことになるので、予測にはなりますが、根拠は必要です。

売上からではなく利益から考えてみてください。

 

売上←粗利益率←固定費←利益

 

利益はいくら必要ですか?

利益から、融資の返済や生活費などを出すと考えてください。

 

固定費はいくらかかりそうですか?

家賃にスタッフの時給と働いてもらう時間は計算できそうですね。

 

粗利益率は原価率の反対です。

 

こうして計算した売上は達成可能な数字になったでしょうか?

一日にどれだけのお客さんが来てくれて、客単価はどれくらいになりそうか予想して計算してみましょう。

その地域の世帯数、ファミリーが多いのか一人暮らしが多いのかどうかが分かれば予想できるかもしれません。


ここまで創業計画書の項目を大まかに説明させていただきました。
いかがだったでしょうか?


この創業計画書が出来上がり融資が決まれば、工事が始まり機械が納品され開業までの準備が進んでいきます。

初めて作成するので、なかなか進まないかもしれません。

特に予測や数字に関して不安がある方も多いでしょう。

 

パン屋さん専門の税理士事務所である河原治税理士事務所では、創業計画書作成のサポートもいたしておりいます。
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