後悔しない・失敗しないパン屋さんの融資支援|パン屋さん専門の税理士事務所|河原治税理士事務所のスタッフ喜多です。

ドラッカーの「経営者の条件」には「あなたの時間を知れ」というテーマの話があります。
自分が何にどれだけの時間を費やしているか、考えたことはありますか?

あるパン屋さんで、「これ以上パンを作ることができない。」という話がありました。私のこれまでの経験からすると、そこまで時間がないのかな?もっと作っているパン屋さんはあるのに…と思っていました。そこで「今、どんな状況でパンを製造しているか教えてもらえますか?」という質問をしました。

かたや、別のあるパン屋さんでは、「どれくらいのロスを考えて作った方が良いですか」という質問がありました。先ほどのパン屋さんとは違って、もっと作れるけど、いくらで留めておいたほうが良いのか、というように、質問の内容が正反対でした。

売上規模としては同じくらいなのに、なぜこんな違いが生まれるのか。そこをヒントに、

「改めて何にどれだけの時間を使っているのか、それを記録するところから始めましょう」

という質問を投げかけることによって、ある解決策が生まれました。

生産性を考えるときには、まずは何にどれだけの時間を使っているのか、パン屋さんでも考えるべきでしょう。それを億劫だと言って、後に回すことは良くはない策だと私は思います。


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